自分で操船する手応えが魅力です

山崎 浩和 HIROKAZU YAMAZAKI
一等航海士2016年 中途入社

東京湾での経験を活かす

前職は東京湾でのタグボート業務でした。相手は多種多彩な船舶、常に3、4隻が同じコース上にいる混雑状況。緊張を強いられる場面も少なくありませんでしたが、今の自分の基礎が築かれたのはこの期間だと思っています。新潟へのUターンでは、海技士資格、技術や経験が活かせることを優先し、当社に入社しました。

同じ仕事だからと余裕を持っていたのですが、新潟港から直江津港に行くため防波堤を超えた瞬間、初めて荒れた外海を体感、はっとしました。東京時代は湾の中で守られていたんです。海の仕事では学ぶことが多いのだと実感しました。

自分で船を動かす実感

この仕事の醍醐味は、実際に自分の手で船を動かせること。タグボートに舵はなく、2つのエンジンと、360度どの方向にも回転できる2つのプロペラを組み合わせ、バランスを取りながら操船します。だから、前後やカーブはもちろん、真横に動いたり、その場で回転したりと、まさに自由自在に動けるのです。決して簡単ではありませんが、操っているんだという実感が湧いてきます。

また、風やうねりが強いなど悪条件の中で、大型船を無事に離着岸させられたときは、大きな達成感を得られます。潮流情報や気象解析などに気を付け、備えるようにしています。

いつかは信頼される船長に

今は一つひとつの作業を大切に、経験を積み上げています。その延長線上に船長という目標があります。乗組員一人ひとりの技量や長所を汲み取り、伸ばすことができ、周囲に信頼される船長になりたいと思っています。船内融和や協調も大切ですが、船長はそれだけでなく、船の中の一つの軸として、いざという時に自身の考えで決断できる人でなければなりません。

当社には60代のベテラン船長も多く、学ぶことが多いです。そういう上司や先輩に近づけるよう、努力していきたいと思います。

わたしからあなたへメッセージ

将来の目標をかなえるためには、まず、目の前にあることをしっかりと。今を大事にしてください。