機器すべてを守るエンジニアです

河本 亮 AKIRA KAWAMOTO
一等機関士2009年 新卒入社

タグボートとの出会い

子どもの頃から海が好きで乗り物が好き、モノづくりにも興味があり、すべてを叶える機関士という道を選択しました。学校で練習船に乗っていたときに、天候が悪化するなか、颯爽と現れ誘導してくれたタグボートに惹きつけられました。タグが果たす役割、独特のプロペラやエンジンにエンジニアとしての興味が湧き、進路を決めました。

入社して驚いたのは、船のエンジンのオートメーション化が進んでいたこと。練習船では勉強のためすべてが手動だったのです。学校で学んだのは基礎の基礎、仕事に就いてから学ぶ方が何十倍も大きく、深く、今も興味が尽きません。

仕事場はエンジンルーム

当社所有のタグボートは4,000馬力。つまり、小さな船体に似つかわしくない、ごついエンジンを搭載しているのです。そのエンジンを始め、プロペラ、発電機、ボイラーなど船を動かす機器の操作と保守を一手に引きうけるエンジニアが機関士です。

航海中は、動いていない機械が一つもないエンジンルームで、動きや数値を絶えずチェックしています。かすかな異常にも直ちに対処し、「いったん出航したら船を止めない」を徹底。そのためには、構造の熟知、臨機応変な行動、そして、普段の入念な点検、整備が欠かせません。

進化するテクノロジー

一等機関士の今は、機関長の補佐と後輩の教育が使命です。将来的には、機関長を目指していますが、そのためにはエンジンルームの中を誰よりも把握していなければなりません。普段から注意深く機器を点検し、わずかな変化からも不具合に気付き、未然に防ぐ。次を予測して備える。ここに注力していかねばと思っています。

また、最新船では様々な計測器がPCモニターでチェックできたり、実験段階ではありますが、車同様のハイブリッド船の開発も進んだりしています。こうした革新や情報も積極的に入手し、自分自身も進歩していきたいと思います。

わたしからあなたへメッセージ

好きなことを仕事にできるなら、そこを目指そう。好きなことなら努力するのも楽しいから。